近年注目を集めている「ゴースト血管」をご存知でしょうか？

加齢や生活習慣の悪化に伴い、毛細血管に血液が行きわたらなくなった血管のことです。

頭皮にも毛細血管が張り巡らされていて髪の成長に必要な栄養を運んでいます。

毛細血管のゴースト化により、髪に栄養が行きわたらず抜け毛が増えて、薄毛に繋がってしまうのです。

血管がゴーストタウンと化す！？

人のいなくなった街「ゴーストタウン」になぞらえて、血液の流れなくなった血管を「ゴースト血管」と名づけられました。

体の血管のうち９５〜９９%を占める毛細血管は、体の隅々まで張り巡らされていています。

毛細血管はおよそ髪の毛の10分の1ほどの太さですが、体中の各組織に酸素や栄養を運び、老廃物を受け取る重要な役割をしています。

毛細血管がゴースト化すると血液が末端まで届かなくなり様々な不調が現れます。

『むくみや冷え』『疲れやすい』『シワやたるみ』『抜け毛が目立つ』『痩せづらくなった』『爪がかけやすい』『肩こり』など。

こういった不調が以前より気になる場合は注意が必要です。

なぜゴースト血管になるのか？

ゴースト化の主な原因は加齢や、生活習慣の乱れ（食生活の偏り、運動不足、睡眠不足）によるものです。

個人差はありますが４０代くらいから徐々に血管も衰えていきます。

しかし最近では生活習慣の乱れから２０代、３０代でもゴースト血管のある人が増えています。

薄毛の原因にも

頭皮の毛細血管がゴースト化すると薄毛の原因になります。

髪の成長に必要な栄養が届かなくなり、抜け毛が増えたり健康な髪が育ちにくくなるからです。

以下のことに当てはまると、頭皮の血管がゴースト化している可能性があります。

・抜け毛が増えた

・髪がパサつく

・髪が細くなりコシやハリがなくなった

・白髪が増えた

・髪のボリュームが落ちた

・髪がうねる　　　　　など

このような症状が現れた場合、ゴースト血管を疑ってみましょう。

生活習慣の見直しや、適切な対策により改善する可能性があります。

ゴースト血管を改善するにはまず生活習慣を見直す必要がありますが、「再生因子注入療法」も有効な選択肢となります。

再生因子注入療法は新しく血管を作り、頭皮の血流を蘇らせ発毛サイクルを復活させる事ができるからです。

似たような働きを促す成分としてミノキシジルがあります。

発毛剤に使用され頭皮の血管を拡張し血流を良くしてくれますが、効果は一時的で使用を中止すると元に戻ってしまいます。

対して再生因子注入療法は細胞自体を蘇らせて血流を改善します。

そのため薄毛の根本的な改善が見込めます。

参考

(https://vitabrid.co.jp/articles/hair/mouhatsu-kekko/)

(http://www.wakunaga.co.jp/health/teach/28.html)

(https://tokusengai.com/_ct/17255883)