半月板損傷や変形性膝関節症などにより、ひざ関節の痛みに悩んでいる方も多いですよね。

そんなひざ関節の痛みがマッサージによって軽減できることをご存じですか？

今回は誰の家にでもあるラップの芯でできる、簡単なマッサージ方法を紹介します。

マッサージの効果により血流が促進され、凝り固まった筋肉をほぐすことができますよ。

ゴロゴロするだけの簡単マッサージ

まずはとっても簡単なラップの芯でゴロゴロするだけのマッサージを紹介します。適度な硬さがあるラップの芯を使用することで血流を促進し、老廃物を取り除くことができますよ。ラップの芯を押し当てるのは

・ふくらはぎ

・ひざの内側（膝窩）

やり方もとってもシンプルです。

①床やヨガマットの上にラップの芯を置いてその上に足を乗せましょう。

②そのまま足を押し付けるようにマッサージします。

③手で芯を持って足を押し付けるようにしても良いでしょう。

足のだるさが取れるまで数分かけて、じっくりとほぐすのがおすすめです。

ひざの内側に効くマッサージ

次はひざの内側に効果的なマッサージ方法を紹介します。変形性膝関節症を抱える患者さんの多くはひざの内側に痛みを抱えています。ひざの内側の慢性的な痛みもラップの芯を使ったマッサージで軽減することができますよ。方法は以下のとおりです。

①座った状態で内ももにラップの芯を押し当て、上下に動かしコリをほぐします。

②膝上から膝下まで、ラップの芯を押し当てて、上下に動かしてコリをほぐします。

③上記を繰り返します。

ラップの芯を押し当てる力の強さは、心地よい程度で行いましょう。痛みがほぐれるまでじっくりと3分以上マッサージするのがおすすめです。また、ラップの芯と肌が擦れて怪我をしないように、薄い衣服の上から行うようにしましょう。

まとめ

今回はラップの芯を使ってできる、ひざ関節の痛みを軽減するマッサージ方法を紹介しました。ひざ関節の痛みの原因となる血流不足を改善し、患部の痛みを和らげます。マッサージと合わせて心地よい温度で入浴することも血流を促進できるのでおすすめです。マッサージをすることで痛みの軽減と同時に溜まった老廃物を取り除く効果も期待できるので、むくみも軽減できますよ。誰の家にもあるラップの芯でできる簡単なマッサージですので、ひざに痛みを感じる方はもちろん、それ以外の方もぜひお試しください。