再⽣因⼦注⼊療法

コラム

今はやりのAGA治療をご紹介 〜後半〜

前回はAGA治療の基本的な内容ついてご説明しました。

AGA治療は日本皮膚科学会が作成した「診療ガイドライン」に沿って行われます。

このガイドラインは臨床試験などを経て、科学的根拠に基づき作成されています。

そのため効果の高い治療法となっていますが、反面デメリットもあります。

今回はAGA治療のメリット・デメリットや費用についてご紹介します。

AGA治療のメリット・デメリット

メリット

・薄毛の原因がAGAの場合改善する可能性が高い

・内服薬は1日1回飲むだけなので継続しやすい

(外用薬は朝と夜に分けて2回頭皮に塗る)

・通院は1〜3ヶ月に1回程度

デメリット

・AGA治療を始めてから1〜2ヶ月は初期脱毛があり、抜け毛が増えることがある

(個人差あり)

・治療を継続しないともとに戻ってしまう

・妊活中の方は副作用に注意が必要

(性欲減退や精液減少の可能性あり)

AGA治療薬の費用

AGA治療には保険が適用されないため、毎月の薬代が安くありません。

通院する病院、クリニックによって薬代は変わりますが、

毎月10000円〜30000円ほどである場合が多いようです。

AGAの進行具合、ジェネリック医薬品を希望するかなどにより

費用は大きく変わってきます。

またクリニックでは栄養サプリメントも合わせて処方されることがありますが、

基本的に以下の薬を組み合わせて治療されます。

治療薬の金額相場

・フィナステリド錠   1ヶ月4000円〜9000円

・デュタステリド錠   1ヶ月7000円〜11000円

・ミノキシジル外用薬 1ヶ月4000円〜8000円

(ドラッグストアなどでも購入可能)

・ミノキシジル内服薬 1ヶ月5000円〜12000円

(主にクリニックで処方される)

※フィナステリド錠は「プロペシア」のジェネリック医薬品

※デュタステリド錠は「ザガーロ」のジェネリック医薬品

その他の治療法

クリニックでは飲み薬と併用してより高い効果を求める方や、アレルギーや副作用を避けるために

投薬を行わず頭皮に直接成長因子を注入する治療法もあります。

・HARG療法

成長因子を含むタンパク質(AAPE)とアミノ酸やビタミン剤を

ブレンドしたHARGカクテルを使用

・PRP療法

自分の血液から採取したPRP(多血小板血漿)の成長因子を使用

※補足 再生因子注入療法はこのPRP(多血小板血漿)をさらに

濃縮・活性化させ、無細胞化することにより効果と安全性を高めた治療法です

まとめ

科学的根拠に基づいた治療で効果が高いと言われているAGA治療ですが、

治療を継続しないともとに戻ってしまうため、

「費用を払い続けることができるか?」

「子供を作る予定がないか?」

「薄毛が気にならない年齢になるまで治療をする」

など先を見据えて治療する必要があります。

ご自身のライフスタイルに合った治療法を選び、薄毛改善を目指しましょう。

<参考元>

[https://agahairclinic.or.jp/aga/]