再⽣因⼦注⼊療法

コラム

今はやりのAGA治療をご紹介〜前半〜

最近はAGA治療が一般にも知られるようになり、治療可能な皮膚科や

専門のクリニックも増えてきました。

テレビのコマーシャルやインターネットの広告で見た方も多いのではないでしょうか?

今はやりのAGA治療の内容についてご紹介します。

AGAとは?

AGAとは男性型脱毛症とも呼ばれており、主に成人男性に起こる脱毛症です。

以前は遺伝や加齢によるものとして諦められていましたが、

2005年に治療薬が発売されたことにより治療可能となりました。

AGAの仕組み

男性ホルモンが頭皮にある酵素(5αリダクターゼ)と結びつく

悪性の男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)に変異

毛髪の成長を阻害する指示を出す

通常より短期間で髪が抜ける

太く長い髪が育たなくなる

AGAを発症する原因

・遺伝

・体質

・生活習慣

・ストレス

など様々な原因が考えられます。

治療の流れ

皮膚科・専門のクリニックを受診

頭皮や毛髪の状態をチェック

血液検査を行い、処方される薬が体に与える影響がないかなど確認

内服薬や外用薬を用いて治療開始

1〜2ヶ月に1回程度通院して、頭髪を撮影して治療効果を確認し継続

※病院やクリニックによって血液検査を行わないなど、治療の流れが変わります。

内服薬のみ処方されたり、頭皮に直接注射を行うメソセラピーも併用したりと

薄毛の程度や予算に合わせて治療が行われます。

AGA治療薬の種類

・フィナステリド・デュタステリド(内服薬)

フィナステリドとデュタステリドは抜け毛を減らす効果のある薬です。

AGAは男性ホルモンの一種である「テストステロン」と前頭部から頭頂部に存在する

「5αリダクターゼ」が結びつきDHT(ジヒドロテストステロン)に変化することで

発症すると考えられています。

2つの薬は「5αリダクターゼ」を阻害しテストステロンがDHTに変化するのを防ぎます。

そして5αリダクターゼには「I型」と「II型」が存在します。

フィナステリドは「II型」に、デュタステリドは「I型」と「II型」両方に対して

阻害する効果があります。

・ミノキシジル(外用薬・内服薬)

ミノキシジルは発毛・育毛効果のある薬です。

血管拡張作用があり血流を改善し,毛包に直接作用し細胞の増殖や,

タンパク質の合成を促進することにより発毛させます。

外用薬と内服薬があり、外用薬はドラックストアなどでも購入可能です。

内服薬の場合、副作用のリスクがあるので医師の診察を受けたり

クリニックによっては取扱いが無かったりします。

<まとめ>

AGA治療の基本はフィナステリドやデュタステリドでAGAの進行を抑制し、

ミノキシジルで発毛を促進することです。

2種類の薬を症状や進行状況によって組み合わせて治療を行います。

次回は治療のメリット・デメリット、費用などについてご紹介します。

参考元

[https://brand.taisho.co.jp/riup/]

[https://agahairclinic.or.jp/]