再⽣因⼦注⼊療法

コラム

ひざに負担のかからない生活とは?②

ひざ関節は加齢による新陳代謝の低下や軟骨の減少で、知らず知らずのうちにダメージが蓄積してしまいます。

日常生活からひざに負担がかからない暮らしを意識することで、いつまでも健康なひざ関節を保つことができますよ。

今回はひざに負担のかからない生活について紹介します。

「ひざに負担のかからない生活とは?①」ではひざに負担のかかるシーンを例に出して紹介しましたが、今回は日常を助けるアイテム選びを紹介していきます。

靴の選び方

ひざに負担がかからない生活を送るためには身につけるものの選び方も重要になります。歩きやすい靴でひざへの衝撃を減らしましょう。ひざに優しい靴選びに欠かせないポイントは

・靴底が厚くクッション性のあるものを選ぶ

・足に合うサイズ、形を選ぶ

・紐はきちんと結ぶ

靴底が薄い靴では地面からの衝撃をもろに受けてしまうので、ひざ関節にも響いてしまいます。また、サイズや形の合わない靴では足元が安定せず、ひざでカバーすることになってしまいます。安定感のある靴を選んで、ひざへの負担を軽減しましょう。

また、スキニーパンツよりもワイドパンツを選んだりと、締め付けの少ない衣服で血行を良くするのもおすすめです。

杖の選び方・使い方

ひざへの負担を軽減するアイテムとして、杖がおすすめです。適度なウォーキングをすることは気分転換になりますし、ひざの血流も促進されます。ですが、歩くことはひざへの負担となってしまうので、痛みが出てしまう人も多くいます。そんなウォーキングを手助けしてくれるのが、杖です。杖を適切に使用することでひざへの負担を軽減できます。杖選びのコツとしては

・グリップは手に合うものを選ぶ

・長さは身長の半分に2センチから3センチ足したものを選ぶ

例)150センチの場合、150÷2+2〜3センチ=77〜78センチ

・杖の先端は滑りにくいものを選ぶ

杖の使い方は以下のとおりです。

①杖はひざの痛みがある足の反対側の手で持ちましょう。

②歩くときは歩幅を小さくしましょう。

③杖で痛みのある足を支えるように歩きましょう。

安定感のある杖を選ぶことで転倒予防にも繋がりますよ。

まとめ

今回はひざに負担のかからない生活について紹介しました。

ひざに負担がかからない生活を送るには日常の何気ないアイテム選びを工夫する必要があります。また、ひざに痛みを感じている方はサポート器具を適切に使用し、ひざ関節への負担軽減に努めましょう。